頸部の背骨は7つの椎骨から成り立っています。ここで示されているのは3番目から7番目の椎骨です。(C3-C7)この部分を通る神経がSubluxationに巻き込まれると、首の筋肉、肩、腕、手に異常を来たします。それによって首の痛み、腕の痛み、麻痺、首の凝り、滑液のう炎,その他の筋骨格の問題が起きる可能性があります。
 さらに、この部分の背骨から伸びている神経は喉、鼻孔、鼻、甲状腺、リンパ節、横隔膜、その他の内臓や組織を支配しています。この部分にSubluxationが起きると、様々な機能不全が起こります。
 これらの内臓、組織、筋肉、関節、その他の組織が決められたようにきちんと機能するためには、きちんとした神経信号を受け取ることが、絶対条件です。Subluxationによって神経の伝達が妨害されると、その部位は望まれるような状態で機能することができなくなってしまうのです。
 背骨の他の部分と同じように、この部分に起こるSubluxationは背骨全体に悪影響を及ぼし、様々な部位に、不均衡、姿勢の問題、機能不全などを引き起こす可能性があります。